数学基礎〈R5-入学〉
授業コード
(科目ナンバリング
コード)
501254-01
(01301)
授業科目名 数学基礎〈R5-入学〉担当者 濱谷 義弘
開講期間 春学期 単位数 2 学年 2
区分
アクティブラーニング 該当なし
実務経験 該当なし
備考
【授業目的】

この講義の目的は、全学の学生が、大学生として、卒業後の社会人として必要な数学を理解し、使えるための高大接続的な大人のための数学の解説である。現代社会で、文系とか理系とかの分類に関係なく広く使われる行列や、統計分析を中心とした内容になっている。

【授業内容】
第 1 回 実施日 
事前学習
高校の教科書でベクトルを予習しておく。(30分)
授業内容
ベクトル
事後学習
ノートでベクトルの例題を見て演習問題を解く。(60分)
参考文献
 
第 2 回 実施日 
事前学習
教科書で行列の定義を予習しておく。(30分)
授業内容
行列の定義
事後学習
行列の定義の例題を見て演習問題を解く。(60分)
参考文献
 
第 3 回 実施日 
事前学習
教科書でいろいろな行列の定義を予習しておく。(30分)
授業内容
いろいろな行列の定義
事後学習
いろいろな行列の定義の例題を見て演習問題を解く。(60分)
参考文献
 
第 4 回 実施日 
事前学習
教科書で行列の和・差を予習しておく。(30分)
授業内容
行列の和・差
事後学習
行列の和・差の例題を見て演習問題を解く。(60分)
参考文献
 
第 5 回 実施日 
事前学習
教科書で行列の積を予習しておく。(30分)
授業内容
行列の積
事後学習
行列の積の例題を見て演習問題を解く。(60分)
参考文献
 
第 6 回 実施日 
事前学習
教科書で行列の結合演算を予習しておく。(30分)
授業内容
行列の結合演算
事後学習
行列の結合演算の例題を見て演習問題を解く。(60分)
参考文献
 
第 7 回 実施日 
事前学習
教科書で行列の応用を予習しておく。(30分)
授業内容
行列の応用
事後学習
行列の応用の例題を見て演習問題を解く。(60分)
参考文献
 
第 8 回 実施日 
事前学習
教科書。配布プリントで中間試験の範囲を復習する。(120分)
授業内容
今までのまとめと中間試験
事後学習
中間試験で分からなかった問題を解く。(45分)
参考文献
 
第 9 回 実施日 
事前学習
教科書でデータとはを予習しておく。(30分)
授業内容
データとは
事後学習
データとはの例題を見て演習問題を解く。(60分)
参考文献
 
第 10 回 実施日 
事前学習
教科書で1変量データを予習しておく。(30分)
授業内容
1変量データ
事後学習
1変量データの例題を見て演習問題を解く。(60分)
参考文献
 
第 11 回 実施日 
事前学習
教科書でデータの代表地と散らばりを予習しておく。(30分)
授業内容
データの代表地と散らばり
事後学習
データの代表地と散らばりの例題を見て演習問題を解く。(60分)
参考文献
 
第 12 回 実施日 
事前学習
教科書で平均、分散、標準偏差を予習しておく。(30分)
授業内容
平均、分散、標準偏差
事後学習
平均、分散、標準偏差の例題を見て演習問題を解く。(60分)
参考文献
 
第 13 回 実施日 
事前学習
教科書で偏差値を予習しておく。(30分)
授業内容
偏差値
事後学習
偏差値の例題を見て演習問題を解く。(60分)
参考文献
 
第 14 回 実施日 
事前学習
教科書で2変量データと回帰直線を予習しておく。(30分)
授業内容
2変量データと回帰直線
事後学習
2変量データと回帰直線の例題を見て演習問題を解く。(60分)
参考文献
 
第 15 回 実施日 
事前学習
教科書で定期試験の範囲を総復習する。(150分)
授業内容
定期試験と問題の解説
事後学習
定期試験で分からなかった問題を解く。(45分)
参考文献
 
【到達目標】

授業内容に沿った具体的な到達目標は次の7項目である。
1.2✕2行列の+・ー、✕の計算ができる。
2.3✕3行列の計算ができる。
3.指数関数、対数関数の応用計算ができる。
4.統計の標準偏差など基礎的概念が分かる。
5.ある程度の統計処理ができる。
6.簡単な微分方程式の意味と応用問題が理解できる。

【ディプロマ・ポリシー】

関連するディプロマ・ポリシー=DP3:社会において必要とされる知識・技能と、課題解決のための思考力・判断力・表現力等の汎用的な能力を備えている。

【授業形態】

基本的概念の説明や例題は教員の板書による講義形式で行う。毎回授業の終わり15分前後で演習問題を解いてもらい、授業時間の終わりにレポート提出する。

【教科書】

教科書は特に指定しません。高校時代の教科書「数1」も良いです。また、補助教材として必要に応じ適時コピーを配布しますが、どうしても教科書が無いと不安な人は、下記の本を上げておきます。

【注文書籍】
書名大学1年生のための 数学入門著者名奈佐原顕郎出版社講談社価格3,190ISBN978‐4‐06‐514675‐0備考 
【参考書】

奈佐原顕郎著『大学1年生のための 数学入門』(講談社)ISBN978‐4‐06‐514675‐0 2,900円(税別)

【成績評価の方法】

毎回、授業の終わりにレポート演習問題を課す。これと中間試験と定期試験により次の割合で評価をする。
筆記試験:中間試験(20%)、定期試験(60%)と、レポート(20%)

【成績評価の基準】

授業内容をほぼ完全に理解し説明すること、これに関連する演習問題がほぼ完全に解答できる。90~100点
授業内容を十分に理解し説明すること、これに関連する演習問題を十分に解答できる。80~89点
授業内容の基幹部分を理解し説明すること、これに関連する演習問題に殆ど解答できる。70~79点
授業内容を部分的に理解し、説明できる。これに関連する演習問題に部分的な解答ができる。60点~69点
60点以上を合格とする。

【受講学生への要望】

この授業では毎回の授業の予習・復習を必ず行い、分からないところは積極的に質問し、その都度不明な点をクリアーにしていくことが重要です。

【履修注意】

出欠確認と成績評価を目的とした提出物(演習問題)を毎回授業で求める。