確率・統計学Ⅰ〈R5-入学〉
授業コード
(科目ナンバリング
コード)
610404-01
(31532)
授業科目名 確率・統計学Ⅰ〈R5-入学〉担当者 濱谷 義弘
開講期間 春学期 単位数 2 学年 3
区分
アクティブラーニング 該当なし
実務経験 該当なし
備考
【授業目的】

「確率・統計学Ⅰ」の授業目的は、教員を含めた様々な職業に必要な、統計学の理解に基本的役割を果たす確率の基礎事項について修得する。また、この授業では、高校「数学A」の確率の延長上にある公理論的確率論を導入し、確率空間、確率変数、確率分布の概念と、中心極限定理、二項分布、ポアソン分布、正規分布を解説し、具体的な例を取り扱いながら計算が自在にできるようにする。

【授業内容】
第 1 回 実施日 
事前学習
教科書で事象と確率を予習しておく。(30分)
授業内容
事象と確率
事後学習
事象と確率の例題を見て演習問題を解く。(60分)
参考文献
 
第 2 回 実施日 
事前学習
教科書で条件付き確率を予習しておく。(30分)
授業内容
条件付き確率
事後学習
条件付き確率の例題を見て演習問題を解く。(60分)
参考文献
 
第 3 回 実施日 
事前学習
教科書でベイズの定理を予習しておく。(30分)
授業内容
ベイズの定理
事後学習
ベイズの定理の例題を見て演習問題を解く。(60分)
参考文献
 
第 4 回 実施日 
事前学習
教科書で確率変数を予習しておく。(30分)
授業内容
確率変数
事後学習
確率変数の例題を見て演習問題を解く。(60分)
参考文献
 
第 5 回 実施日 
事前学習
教科書で正規分布を予習しておく。(30分)
授業内容
正規分布
事後学習
正規分布の例題を見て演習問題を解く。(60分)
参考文献
 
第 6 回 実施日 
事前学習
教科書で二項分布を予習しておく。(30分)
授業内容
二項分布と中心極限定理
事後学習
二項分布の例題を見て演習問題を解く。(60分)
参考文献
 
第 7 回 実施日 
事前学習
教科書でポアソン分布を予習しておく。(30分)
授業内容
ポアソン分布
事後学習
ポアソン分布の例題を見て演習問題を解く。(60分)
参考文献
 
第 8 回 実施日 
事前学習
教科書、配布プリントで中間試験の範囲を復習する。(120分)
授業内容
今までのまとめと中間試験
事後学習
中間試験で分からなかった問題を解く。(45分)
参考文献
 
第 9 回 実施日 
事前学習
教科書で母集団と標本を予習しておく。(30分)
授業内容
母集団と標本
事後学習
母集団と標本の例題を見て演習問題を解く。(60分)
参考文献
 
第 10 回 実施日 
事前学習
教科書で標本平均の分布を予習しておく。(30分)
授業内容
標本平均の分布
事後学習
標本平均の分布の例題を見て演習問題を解く。(60分)
参考文献
 
第 11 回 実施日 
事前学習
教科書で母比率の推定を予習しておく。(30分)
授業内容
母比率の推定
事後学習
母比率の推定の例題を見て演習問題を解く。(60分)
参考文献
 
第 12 回 実施日 
事前学習
教科書で母平均の仮設検定を予習しておく。(30分)
授業内容
母平均の仮設検定
事後学習
母平均の仮設検定の例題を見て演習問題を解く。(60分)
参考文献
 
第 13 回 実施日 
事前学習
教科書で母比率の仮設検定を予習しておく。(30分)
授業内容
母比率の仮設検定
事後学習
事母比率の仮設検定の例題を見て演習問題を解く。(60分)
参考文献
 
第 14 回 実施日 
事前学習
教科書で母分散の検定を予習しておく。(30分)
授業内容
母分散の検定
事後学習
母分散の検定の例題を見て演習問題を解く。(60分)
参考文献
 
第 15 回 実施日 
事前学習
教科書で定期試験の範囲の総復習をする。(150分)
授業内容
定期試験と問題の解説
事後学習
定期試験で分からなかった問題を解く。(45分)
参考文献
 
【到達目標】

テーマは確率で、到達目標は、
(1) 確率空間,確率変数,確率分布の概念を理解できるようにする。
(2) 二項分布,ポアソン分布,正規分布を理解できるようにする。
(3) 確率空間,確率変数,確率分布の概念を理解し,具体例が扱えるようになる。
(4) 確率や平均などを具体的に計算できるようになる。

【ディプロマ・ポリシー】

(R7-)
関連するディプロマ・ポリシー=DP7④:【数理教育】 数学・理科教育に関する諸概念を、高い専門性と論理性をもとに学び、諸問題を主体的・発見的に探究し、多角的に分析・解決する力と発展・統合する力を身につけることができる。
(R5・6)
関連するディプロマ・ポリシー=DP7④:【数理教育】  数学教育に関する諸概念を学び、高い専門性とそれに基づく実践とを両立させることで、これからの多様な時代に応じたきめ細かい指導ができる。

【授業形態】

基本的概念の説明や例題は教員の板書による講義形式で行う。毎回授業の終わりに15分前後で演習問題を解いてもらい、授業時間終了時にレポート提出する。

【教科書】

中川重和 他6名 『データを読みとく』 学術図書出版 978‐4‐7806‐1288‐2

【注文書籍】
書名データを読みとく著者名中川重和他6名出版社学術図書出版価格1,980ISBN978‐4‐7806‐1288‐2備考 
【参考書】

『統計学入門』東京大学教養学部統計学教室、東京大学出版会、
『改訂版統計学基礎』日本統計学会編、東京図書

【成績評価の方法】

毎回、授業の終わりにレポート演習課題を出す。これと中間試験と定期試験により、次の割合で評価をする。
筆記試験:中間試験(20%)、定期試験(60%)と、レポート(20%)

【成績評価の基準】

到達目標の内容をほぼ完全に理解し、説明できる。 ……90~100点
到達目標の内容を十分に理解し、説明できる。 ……80~89点
到達目標の内容の基幹部分を理解し、説明できる。 ……70~79点
到達目標の内容の最低限の部分を理解し、説明できる。……60~69点
到達目標に及ばない。 …… 0~59点

【受講学生への要望】

この授業では毎回の授業の予習・復習を必ず行い、分からないところは積極的に質問し、その都度不明な点をクリアーにしていくことが重要です。

【履修注意】

出欠確認と成績評価を目的とした提出物(演習問題)を毎回授業で求める。