質的調査論〈H31-入学〉
授業コード
(科目ナンバリング
コード)
710229-01
(51603)
授業科目名 質的調査論〈H31-入学〉担当者 筒井 琢磨
開講期間 秋学期 単位数 2 学年 3
区分
アクティブラーニング 【グループワーク】【実習・フィールドワーク】
実務経験 該当無し
備考
【授業目的】

社会調査は数量化されたデータを統計学的手法で処理する量的調査と、数量化されていないデータを非統計学的手法で処理する質的調査に大別されるが、後者はマニュアル化が難しいとされていた。近年、参与観察、インタビュー、ドキュメント分析、会話分析など、質的調査の調査法や分析法がある程度整備され、教科書も刊行されるようになってきた。この講義では、量的調査との類似点、相違点を検討しながら、質的調査の魅力と可能性を紹介し、いくつかの手法について解説する。

【授業内容】
第 1 回 実施日 
事前学習
シラバスを読んでおく。15分程度。
授業内容
社会調査とは
事後学習
授業内容の復習
配付プリントを読んでおく。15分程度。
参考文献
配付プリント
第 2 回 実施日 
事前学習
今回内容の予習
テキスト第Ⅰ章を読んでおく。30分程度。
授業内容
質的調査とは
事後学習
授業内容の復習
テキスト第Ⅰ章を読み返す。30分程度。
参考文献
テキスト第Ⅰ章
第 3 回 実施日 
事前学習
今回内容の予習
テキスト第Ⅱ章を読んでおく。30分程度。
授業内容
社会調査と理論
事後学習
授業内容の復習
テキスト第Ⅱ章を読み返す。30分程度。
参考文献
テキスト第Ⅱ章
第 4 回 実施日 
事前学習
今回内容の予習
テキスト第Ⅰ章6節を読んでおく。30分程度。
授業内容
量的調査との比較
事後学習
授業内容の復習
テキスト第Ⅰ章6節を読み返す。30分程度。
参考文献
テキスト第Ⅰ章6節
第 5 回 実施日 
事前学習
今回内容の予習
テキスト第Ⅱ章6節を読んでおく。30分程度。
授業内容
フィールドワーク
事後学習
授業内容の復習
テキスト第Ⅱ章6節を読み返す。30分程度。
参考文献
テキスト第Ⅱ章6節
第 6 回 実施日 
事前学習
今回内容の予習
テキスト第Ⅲ章を読んでおく。30分程度。
授業内容
参与観察
事後学習
授業内容の復習
テキスト第Ⅲ章を読み返す。30分程度。
参考文献
テキスト第Ⅲ章
第 7 回 実施日 
事前学習
今回内容の予習
テキスト第Ⅳ章を読んでおく。30分程度。
授業内容
インタビュー
事後学習
授業内容の復習
テキスト第Ⅳ章を読み返す。30分程度。
参考文献
テキスト第Ⅳ章
第 8 回 実施日 
事前学習
今回内容の予習
テキスト第Ⅵ章を読んでおく。30分程度。
授業内容
ライフヒストリー分析
事後学習
授業内容の復習
テキスト第Ⅵ章を読み返す。30分程度。
参考文献
テキスト第Ⅵ章
第 9 回 実施日 
事前学習
今回内容の予習
テキスト第Ⅶ章を読んでおく。30分程度。
授業内容
会話分析
事後学習
授業内容の復習
テキスト第Ⅶ章を読み返す。30分程度。
参考文献
テキスト第Ⅶ章
第 10 回 実施日 
事前学習
今回内容の予習
テキスト第Ⅷ章を読んでおく。30分程度。
授業内容
内容分析
事後学習
授業内容の復習
テキスト第Ⅷ章を読み返す。30分程度。
参考文献
テキスト第Ⅷ章
第 11 回 実施日 
事前学習
今回内容の予習
テキスト第Ⅸ章を読んでおく。30分程度。
授業内容
分析の実際
事後学習
授業内容の復習
テキスト第Ⅸ章を読み返す。30分程度。
参考文献
テキスト第Ⅸ章
第 12 回 実施日 
事前学習
今回内容の予習
テキスト第ⅩⅡ章を読んでおく。30分程度。
授業内容
分析の応用
事後学習
授業内容の復習
テキスト第ⅩⅡ章を読み返す。30分程度。
参考文献
テキスト第ⅩⅡ章
第 13 回 実施日 
事前学習
今回内容の予習
テキスト第ⅩⅢ章を読んでおく。30分程度。
授業内容
質的調査の進め方
事後学習
授業内容の復習
テキスト第ⅩⅢ章を読み返す。30分程度。
参考文献
テキスト第ⅩⅢ章
第 14 回 実施日 
事前学習
今回内容の予習
テキスト第ⅩⅣ章を読んでおく。30分程度。
授業内容
質的調査のまとめ方
事後学習
授業内容の復習
テキスト第ⅩⅣ章を読み返す。30分程度。
参考文献
テキスト第ⅩⅣ章
第 15 回 実施日 
事前学習
前回までの回のすべての内容の確認
テキストを読んでおく。90分程度。
授業内容
調査倫理・まとめ
事後学習
まとめの復習。30分程度。
参考文献
【到達目標】

①量的調査と質的調査の類似点と相違点を説明できるようになること。
②質的調査のいくつかの手法について、特徴を説明ができるようになること。

【ディプロマ・ポリシー】

(R5-)
関連するディプロマ・ポリシー=DP2:3コースのいずれかについての専門的な知識を修得し、当該分野に関する日本の課題を論じることができる。
(R3-R4/H31-R2)
◎関連するディプロマ・ポリシー=DP2:4 コースのいずれかについての専門的な知識を修得し、当該分野に関する日本の課題を論じることができる。
○関連するディプロマ・ポリシー=DP3:現代日本における自らが選択した課題の意義を説明し、解決に向けた方策を考えることができる。

【授業形態】

講義。必要に応じて課題を課す。課題については次回以降に講評を行う。
新型コロナウイルス感染症拡大防止対策のため、オンライン授業になることがある。

【教科書】

谷富夫・芦田徹郎編著『よくわかる質的調査 技法編』ミネルヴァ書房、2009年

【注文書籍】
書名よくわかる質的調査 技法編著者名谷富夫・芦田徹郎編著出版社ミネルヴァ書房価格 ISBN 備考 
【参考書】

授業時に紹介する。

【成績評価の方法】

提出物(レポートなど)40%、筆記試験60%

【成績評価の基準】

到達目標の内容をほぼ完全に達成している。  90 ~ 100点
到達目標の内容を十分に達成している。    80 ~  89点
到達目標の内容の基幹部分を達成している。  70 ~  79点
到達目標の内容の最低限の部分を達成している。60 ~  69点
到達目標に及ばない。             0 ~  59点

【受講学生への要望】

「社会調査法」を修得済みであることが望ましい。

【履修注意】

社会調査士指定科目のうち、F科目にあたる(E科目との選択必修)。