アルゴリズムとデータ構造演習〈R5-入学〉
授業コード
(科目ナンバリング
コード)
551218-01
(15415)
授業科目名 アルゴリズムとデータ構造演習〈R5-入学〉担当者 栗林 梓
開講期間 秋学期 単位数 2 学年 2
区分
アクティブラーニング 【ディスカッション・ディベート】【実習】
実務経験 該当なし
備考
【授業目的】

本授業は、文献講読とArcGIS Onlineの操作を通じて、アルゴリズムとデータ構造に対する理解を深めることを目的とします。

【授業内容】
第 1 回 実施日 
事前学習
シラバスを読み、本授業の目的と内容を確認する(約30分)。
授業内容
ガイダンス(データ駆動型社会、ICTの進展、ビックデータ、Society5.0)
事後学習
授業内容を復習し、不明だった点を明確化して適宜教員に質問する(約30分)。
参考文献
 
第 2 回 実施日 
事前学習
インターネットで「ArcGIS Online」「データサイエンス」と検索して調べておく(約60分)。
授業内容
ArcGIS Onlineのイントロダクション(データサイエンス活用事例、データ分析の進め方、コンピュータで扱うデータ)
事後学習
授業内容を復習し、不明だった点を明確化して適宜教員に質問する(約30分)。
参考文献
 
第 3 回 実施日 
事前学習
授業で扱う文献を読んでおく(約60分)。
授業内容
地理学文献講読①「老年人口密度を考慮した高齢化率の空間的分布パターンの把握に関する研究」(森田匡俊, 奥貫圭一, 塩出志乃著)
事後学習
授業内容を復習し、不明だった点を明確化して適宜教員に質問する(約30分)。
参考文献
 
第 4 回 実施日 
事前学習
授業で扱う文献を読んでおく(約60分)。
授業内容
地理学文献講読②「デジタルプラットフォームによる「支配」の空間的メカニズム」(福井一喜著)
事後学習
授業内容を復習し、不明だった点を明確化して適宜教員に質問する(約30分)。
参考文献
 
第 5 回 実施日 
事前学習
授業で扱う文献を読んでおく(約60分)。
授業内容
地理学文献講読③「明治期東京におけるアドレスジオコーディングシステムの構築」(石川和樹
・中山大地著)
事後学習
授業内容を復習し、不明だった点を明確化して適宜教員に質問する(約30分)。
参考文献
 
第 6 回 実施日 
事前学習
授業で扱う文献を読んでおく(約60分)。
授業内容
地理学文献講読④「遺伝的アルゴリズムによる小学校通学区域の設定―大阪府吹田市を事例として―」(桐村喬著)
事後学習
授業内容を復習し、不明だった点を明確化して適宜教員に質問する(約30分)。
参考文献
 
第 7 回 実施日 
事前学習
授業で扱う文献を読んでおく(約60分)。
授業内容
地理学文献講読⑤「自己組織化マップ(SOM)を利用した神戸市既成市街地における阪神・淡路大震災前後の居住者特性の変化に関する研究―時空間データの類型化と可視化―」(桐村喬著)
事後学習
授業内容を復習し、不明だった点を明確化して適宜教員に質問する(約30分)。
参考文献
 
第 8 回 実施日 
事前学習
授業で扱う文献を読んでおく(約60分)。
授業内容
地理学文献講読⑥「標高タイルを利用した等高線作成Web サイト「Web 等高線メーカー」の開発とそのアルゴリズム」(谷謙二著)
事後学習
授業内容を復習し、不明だった点を明確化して適宜教員に質問する(約30分)。
参考文献
 
第 9 回 実施日 
事前学習
「ArcGIS ArcGIS Online 逆引きガイド」の「はじめに」を読んでおく(約60分)。
授業内容
ArcGIS Onlineで学ぶアルゴリズムとデータ構造①:はじめに(属性テーブルで学ぶベクトルと行列、文字型、整数型、浮動小数点型)
事後学習
授業内で扱った操作をもう一度自身で行う。不明な点は適宜教員に質問する(約60分)。
参考文献
 
第 10 回 実施日 
事前学習
「ArcGIS ArcGIS Online 逆引きガイド」の「データの作成と管理」を読んでおく(約60分)。
授業内容
ArcGIS Onlineで学ぶアルゴリズムとデータ構造②:データの作成と管理(アルゴリズムの表現、並び替え、探索)
事後学習
授業内で扱った操作をもう一度自身で行う。不明な点は適宜教員に質問する(約60分)。
参考文献
 
第 11 回 実施日 
事前学習
「ArcGIS ArcGIS Online 逆引きガイド」の「マップの作成」「マップ ビューアー」を読んでおく(約60分)。
授業内容
ArcGIS Onlineで学ぶアルゴリズムとデータ構造③:マップの作成・マップ ビューアーの利用
事後学習
授業内で扱った操作をもう一度自身で行う。不明な点は適宜教員に質問する(約60分)。
参考文献
 
第 12 回 実施日 
事前学習
「ArcGIS ArcGIS Online 逆引きガイド」の「データの編集」「共有」を読んでおく(約60分)。
授業内容
ArcGIS Onlineで学ぶアルゴリズムとデータ構造④:データの編集・共有
事後学習
授業内で扱った操作をもう一度自身で行う。不明な点は適宜教員に質問する(約60分)。
参考文献
 
第 13 回 実施日 
事前学習
インターネットで「順列」「組合せ」「集合」「ベン図」「条件付き確率」と検索して調べておく(約60分)。
授業内容
ArcGIS Onlineで学ぶアルゴリズムとデータ構造⑤:順列、組合せ、集合、ベン図、条件付き確率
事後学習
授業内で扱った操作をもう一度自身で行う。不明な点は適宜教員に質問する(約60分)。
参考文献
 
第 14 回 実施日 
事前学習
インターネットで「代表値」「分散」「標準偏差」「相関係数」「相関関係と因果関係」と検索して調べておく(約60分)。
授業内容
ArcGIS Onlineで学ぶアルゴリズムとデータ構造⑥:代表値、分散、標準偏差、相関係数、相関関係と因果関係
事後学習
授業内で扱った操作をもう一度自身で行う。不明な点は適宜教員に質問する(約60分)。
参考文献
 
第 15 回 実施日 
事前学習
教科書第一章を読んでおく(90分)。
授業内容
『計算する生命』
事後学習
15回の講義の復習(120分)。
参考文献
 
【到達目標】

① ArcGIS Onlineの基礎的な操作をできるようになる。
② 「アルゴリズム」および「データ構造」という言葉について適切に説明することができる。
③ 「アルゴリズム」および「データ構造」を技術や社会と結び付けて論じることができる。

【ディプロマ・ポリシー】

(R5-)
関連するディプロマ・ポリシー=DP2:他者の異なる意見や他から得た情報を客観的に判断して自らの考えを論理的に整理し、他者が理解できるように文章や発話によって表現することができる。

【授業形態】

講義も行いますが、文献に対するディスカッションを行っていただきます。ArcGIS Onlineを使う回は実習になります。

【教科書】

森田真生 2021.『計算する生命』新潮社.

【注文書籍】
書名森田真生著者名計算する生命出版社新潮社価格1,870円ISBN9784103396529備考 
【参考書】

森田真生 2015.『数学する身体』新潮社.
森田真生 2019.『数学の贈り物』ミシマ社.
サイモン・シン著 ・青木薫訳 2006.『フェルマーの最終定理』新潮社.
サイモン・シン著 ・青木薫訳 2007.『暗号解読(上下)』新潮社.
マーカス・デュ・ソートイ著 ・冨永星訳2013.『素数の音楽』新潮社.
ロビン・ウィルソン著・茂木健一郎訳 2013.『四色問題』新潮社.

【成績評価の方法】

授業内課題50%
最終レポート50%

【成績評価の基準】

授業内課題及び最終レポートを通じて到達目標にどれだけ達しているかを判断します。

到達目標の内容をほぼ完全に理解し、説明できる。 ……90~100点
到達目標の内容を十分に理解し、説明できる。 ……80~89点
到達目標の内容の基幹部分を理解し、説明できる。 ……70~79点
到達目標の内容の最低限の部分を理解し、説明できる。……60~69点
到達目標に及ばない。 …… 0~59点

【受講学生への要望】

「わかる」は「操る」の後に来ることもあると思います。一緒に頑張りましょう。

【履修注意】

プログラミングスキルを身につける授業ではありません。ご注意ください。担当教員は数学の専門家ではありませんが、数学史にも関心を持ってくれると嬉しいです。