第 1 回 | 実施日 |
事前学習 シラバスを読んでください。 教科書3-5頁を読んでください。 課題「0に無限の可能性が秘められている」と聞いて、みなさんはどう考えるか。自身の考えをまとめておいてください。30分程度。 | 授業内容 簡単なオリエンテーション。 課題について、発表してください。学習と進化の本質を講義します。教科書22-25頁。 | 事後学習 学習のイメージを考える。 課題の内容を図示することを考えてください。30分程度。 | 参考文献 |
第 2 回 | 実施日 |
事前学習 第1回課題の内容を図示することを考えてください。これが、第2回課題です。 教科書26頁、湯川秀樹の文章を読んでください。32-33頁、事実の客観性と主観性について、読んでください。30分程度。 | 授業内容 第2回課題について、発表してください。これまでの先入観が解体するという「脱学習」を体験してください。 事実の二面性について、教科書32-33頁を解説します。 | 事後学習 学習には、脱学習が伴うことを実感できますか。30分程度。 | 参考文献 |
第 3 回 | 実施日 |
事前学習 教科書37頁と第3章のまとめ59頁を読んでください。 課題:みなさんが考える「安定」とは何か?具体例で示してください。30分程度。 | 授業内容 第3回課題について、発表してください。「感染」によって、進化することを学びます。その学びこそ、実は、「学習の転移」なのです。 | 事後学習 学習には、脱学習に加えて、学習の転移があることを実感できるよう、教科書を適宜読み直してくだっさい。30分程度。 | 参考文献 |
第 4 回 | 実施日 |
事前学習 教科書67-70頁を読んでください。 課題:棒を「安定」に立てる方法を考えてみてください。30分程度。 | 授業内容 第4回課題について、発表してください。 いま、「学習していること」を「学習している」ことに気づきますか?これが、「メタ学習」という学びです。 | 事後学習 学習には、脱学習、学習の転移に加えて、メタ学習があることを実感できますか。 教科書を適宜読み直してくだっさい。30分程度。 | 参考文献 |
第 5 回 | 実施日 |
事前学習 教科書83-86頁を読んでください。 課題:パラダイム転換とは何か、あなたの考えをまとめておいてください。例えば、砂粒を一定速度で落とし続ける思考実験を考えましょう。それは、どのように捉えることができますか?30分程度。 | 授業内容 第5回課題について、発表してください。 この課題を考えることで、それ以前の授業の本質を読み解くことを実践してみます。 | 事後学習 学ぶことと教えること、学ぶことと遊ぶこと、それらの本質的な同一性を実感してっください。30分程度。 | 参考文献 |
第 6 回 | 実施日 |
事前学習 課題:教科書の第6章を適宜参考にして、「進化とは何か」について、各自の考えをまとめておいてください。30分程度。 | 授業内容 第6回課題について、発表してください。学習と進化の相同性について、講義します。 進化の拡張と収斂が、学習の拡張と収斂と対比できることを学びます。 | 事後学習 発展と崩壊が一枚のコインの表裏の関係であることが理解できますか。 学習には、脱学習、学習の転移、メタ学習、に加えて学習の拡張、学習の収斂があることを学んでください。30分程度。 | 参考文献 |
第 7 回 | 実施日 |
事前学習 教科書145-148頁、例外からの法則の発見について読んでください。 課題:例外からの法則の発見と前回学んだ観点とを相互に「転移」できますか。30分程度。 | 授業内容 第7回課題について、発表してください。 獲得形質の遺伝について講義します。 | 事後学習 進化的な学習とは何か?考えておいてください。30分程度。 | 参考文献 |
第 8 回 | 実施日 |
事前学習 課題:これまでの7回の講義を終えて、みなさんが何をどう学んだのか、自身の考えをまとめてください。課題として提出してください。30分程度。 | 授業内容 前半のまとめ 全員で、発表と討論と意見交換を実施します。 | 事後学習 自身の考えの変化を気づきますか?その点を振り返っておいてください。30分程度。 | 参考文献 |
第 9 回 | 実施日 |
事前学習 教科書第Ⅱ部、第9章176-181頁を読んでください。 課題:ここで読み解いた観点を、学習や教育現場でどのように展開できるかについて自身の考えをまとめておいてください。30分程度。 | 授業内容 ものの見方を転換することで、世界が異なって見えることを講義します。みなさんの課題を発表してください。 | 事後学習 課題に取り組む前と後で、どのような変化を自覚したかについて省察してください。30分程度。 | 参考文献 |
第 10 回 | 実施日 |
事前学習 第10章195-197頁、を読んでください。課題:理解が深まる学びの本質について考えてください。30分程度。 | 授業内容 後半の目標は、「学ぶ内容にかかわらずに、学び方には一定の法則があること」を自得できるか。また、そのことを教えることができるかにあります。 | 事後学習 自身の学びの本質を、説明できるか省察してください。30分程度。 | 参考文献 |
第 11 回 | 実施日 |
事前学習 第11章240-244頁、をよんでおいてください。30分程度。 | 授業内容 対象の時間・空間スケールを変えたときに、同一現象に全く異なる解釈が成立することを、初学者に具体例を用いて伝えられるか。 | 事後学習 異なる対象に対して、同様のアプローチができるかどうか、省察してください。30分程度。 | 参考文献 |
第 12 回 | 実施日 |
事前学習 第12章250-253頁、を読んでください。30分程度。 | 授業内容 前半で学んだ内容の何かと関連づけられますか。学習の転移について、実践できることを目指します。 | 事後学習 異なる学びの繋がりについて、どのようにすれば捉えることができるか省察してください。30分程度。 | 参考文献 |
第 13 回 | 実施日 |
事前学習 第13章289-292頁、を読んでください。課題:起源問題について、みなさんの考えをまとめてください。30分程度。 | 授業内容 課題について、発表してもらいます。学習、理解、他者に教える、その観点と起源問題について論じてください。その後に、統一的な観点を提示します。 | 事後学習 自身の学び方を学び直す、メタ学習を意識してみてください。30分程度。 | 参考文献 |
第 14 回 | 実施日 |
事前学習 第14章333-335頁、を読んでください。課題:学びの在り方について、みなさんの考えをまとめてください。30分程度。 | 授業内容 異なる見解をいかにして、共存できるか。みなさんと対話を重ねてみたいと思います。 | 事後学習 考えていることと実践できること、そのギャップがあるとき、みなさんはどうしますか。30分程度。 | 参考文献 |
第 15 回 | 実施日 |
事前学習 課題:本授業の内容を振り返り、印象に残ったポイントについて、共感できるところと理解ができないところについて、まとめてください。30分程度。 | 授業内容 各自の課題発表に基づいて、学習・教育の本質的基盤について対話します。 | 事後学習 後期に向けて、発展可能性を意識的に検討してください。30分程度。 | 参考文献 |