社会情報分析〈H31-入学〉
授業コード
(科目ナンバリング
コード)
710224-01
(51413)
授業科目名 社会情報分析〈H31-入学〉担当者 関根 薫
開講期間 秋学期 単位数 2 学年 2
区分
アクティブラーニング 該当なし
実務経験 該当なし
備考
【授業目的】

本講義では、官庁統計や簡単な調査報告・フィールドワーク論文が読めるための基本的知識、並びにデータ分析をするための知識・技術の習得を目的とする。特に、単純集計、クロス集計、代表値、分散、標準偏差などの記述統計の読み方や、それらの分析法と結果のまとめ方を習得するとともに、共分散・相関係数などによる2次元データの分析法、因果関係と相関関係の違い、疑似相関、並びに正規分布、カイ二乗分布等を利用した推定及び検定についての理解も深める。

【授業内容】
第 1 回 実施日 
事前学習
これまでに学習した社会調査士指定科目の内容を復習しておく(20分)。
授業内容
授業のねらい、進め方、授業内容、評価方法、社会調査士資格等について説明する。
事後学習
配布資料(「①初回オリエンテーション」)に目を通し、授業目的・目標・注意事項・評価方法を確認する(20分)。
参考文献
 
第 2 回 実施日 
事前学習
配布資料(「①初回オリエンテーション」)に目を通し、これから学習する内容を確認する(30分)。
授業内容
既存の指定統計、国勢調査、白書等各種統計資料について学ぶ。
事後学習
自らのノート、及び配布資料「②各種統計資料の整理」1~2(1)の内容を復習する(30分)。
参考文献
 
第 3 回 実施日 
事前学習
前回の授業内容の復習、及び配布資料「②各種統計資料の整理」2(2)~3の内容を読んでおく(30分)。
授業内容
世論調査、市場調査、情報メディア関連調査等、テーマごとに各種統計資料を整理し、アクセス法について学ぶ。
事後学習
自らのノート、及び配布資料「②各種統計資料の整理」2(2)~3の内容を復習する(30分)。
参考文献
 
第 4 回 実施日 
事前学習
前回の授業内容の復習、及び配布資料「③社会調査の過程と統計分析の基礎」1~5②の内容を読んでおく(30分)。
授業内容
社会調査の過程、仮説の設定、因果関係、独立・従属変数、測定尺度等について学ぶ。
事後学習
自らのノート、及び配布資料「③社会調査の過程と統計分析の基礎」1~5②の内容を復習する(30分)。
参考文献
 
第 5 回 実施日 
事前学習
前回の授業内容の復習、及び配布資料「③社会調査の過程と統計分析の基礎」5③~6の内容を読んでおく(30分)。
授業内容
測定尺度、質的・量的データ、相互排他性の基準、包括性の基準等について学ぶ。練習問題①を解く。
事後学習
自らのノート、及び配布資料「③社会調査の過程と統計分析の基礎」5③~6の内容を復習する(30分)。
参考文献
 
第 6 回 実施日 
事前学習
前回の授業内容の復習、及び配布資料「④度数分布とヒストグラム」1~2の内容を読んでおく(30分)。
授業内容
度数分布、相対度数、百分率、階級値の求め方、ヒストグラムの作成法について学ぶ。練習問題を解く。
事後学習
自らのノート、及び配布資料「④度数分布とヒストグラム」1~2の内容を復習する(30分)。
参考文献
 
第 7 回 実施日 
事前学習
前回の授業内容の復習、及び配布資料「⑤分布の形をみる代表値Ⅰ」1~3の内容を読んでおく(30分)。
授業内容
最頻値、中央値の概念及び度数分布表からの求め方にについて学ぶ。
事後学習
自らのノート、及び配布資料「⑤分布の形をみる代表値Ⅰ」1~3の内容を復習する(30分)。
参考文献
 
第 8 回 実施日 
事前学習
前回の授業内容の復習、及び配布資料「⑥分布の形をみる代表値Ⅱ」1~2の内容を読んでおく(30分)。
授業内容
平均値の概念及び度数分布表からの求め方、代表値の選択法等について学ぶ。練習問題②を解く。
事後学習
自らのノート、及び配布資料「⑥分布の形をみる代表値Ⅱ」1~2の内容を復習する(30分)。
参考文献
 
第 9 回 実施日 
事前学習
前回の授業内容の復習、及び配布資料「⑦バラツキの度合いを示す標準偏差」1~3の内容を読んでおく(30分)。
授業内容
標準偏差の概念及び計算法、度数分布表からも求め方、標準化、偏差値について学ぶ。
事後学習
自らのノート、及び配布資料「⑦バラツキの度合いを示す標準偏差」1~3の内容を復習する(30分)。
参考文献
 
第 10 回 実施日 
事前学習
前回の授業内容の復習、及び「⑧バラツキの法則-正規分布と標準偏差」1~2の内容を読んでおく(30分)。
授業内容
標準化、偏差値、正規分布の概念及び法則、正規分布を利用した推測について学ぶ。練習問題③を解く。
事後学習
自らのノート、及び配布資料「⑧バラツキの法則-正規分布と標準偏差」1~2の内容を復習する(30分)。
参考文献
 
第 11 回 実施日 
事前学習
前回の授業内容の復習、及び配布資料「⑨相関・共分散」1~3の内容を読んでおく(30分)。
授業内容
相関の概念、共分散の求め方について学ぶ。
事後学習
自らのノート、及び配布資料「⑨相関・共分散」1~3の内容を復習する(30分)。
参考文献
 
第 12 回 実施日 
事前学習
前回の授業内容の復習、及び配布資料「⑩相関係数」1~4の内容を読んでおく(30分)。
授業内容
相関の概念、共分散及び相関係数の求め方、疑似相関、相関関係と因果関係の違いについて学ぶ。練習問題④を解く。
事後学習
自らのノート、及び配布資料「⑩相関係数」1~4の内容を復習する(30分)。
参考文献
 
第 13 回 実施日 
事前学習
前回の授業内容の復習、及び配布資料「⑪クロス集計とχ²検定」1~2(3)の内容を読んでおく(30分)。
授業内容
クロス集計の概念と求め方について学ぶ。
事後学習
自らのノート、及び配布資料「⑪クロス集計とχ²検定」1~2(3)の内容を復習する(30分)。
参考文献
 
第 14 回 実施日 
事前学習
前回の授業内容の復習、及び配布資料「⑪クロス集計とχ²検定」2(4)~(5)の内容を読んでおく(30分)。
授業内容
χ²検定の概念及び求め方について学ぶ。練習問題⑤を解く。
事後学習
自らのノート、及び配布資料「⑪クロス集計とχ²検定」2(4)~(5)の内容を復習する(30分)。
参考文献
 
第 15 回 実施日 
事前学習
学期末テストに向けて全ての計算を短時間に行えるように総復習する(180分)。
授業内容
第1回か14回目までの授業内容を振り返るとともに、学期末テストを実施する。
事後学習
学期末テストの問題の振り返りを行う(30分)。
参考文献
 
【到達目標】

1.社会調査に関する基本的事項を説明できる。
2.基礎的な統計分析ができる。

【ディプロマ・ポリシー】

(R5-)
関連するディプロマ・ポリシー=DP2:3コースのいずれかについての専門的な知識を修得し、当該分野に関する日本の課題を論じることができる。
(R3-R4/H31-R2)
◎関連するディプロマ・ポリシー=DP2:4 コースのいずれかについての専門的な知識を修得し、当該分野に関する日本の課題を論じることができる。
○関連するディプロマ・ポリシー=DP3:現代日本における自らが選択した課題の意義を説明し、解決に向けた方策を考えることができる。

【授業形態】

講義形式 を基本とし、授業内容に基づいてワークシートを完成してもらう。レポートを課した場合、そのフィードバックは授業時に行う。
新型コロナウイルス感染症拡大防止対策のため、オンライン授業になることがある。

【教科書】

講義中に関係資料等を配布する。

【注文書籍】
【参考書】

講義中に適宜紹介する。

【成績評価の方法】

レポート(30%)+期末テスト(70%)

【成績評価の基準】

授業内容をほぼ完全に理解し、説明できる。………90~100 点
授業内容を十分に理解し、説明できる。……………80~89 点
授業内容の基幹部分を理解し、説明できる。………70~79 点
授業内容の最低限の部分を理解し、説明できる。…60~69 点
60 点以上を合格とする。

【受講学生への要望】

授業内容には連続性があるので欠席しないこと。
講義中に電卓を使用するので、各自√計算ができる電卓を持参すること。

【履修注意】

授業への遅れや参加がなく意欲のない場合、1~2点減点する(欠席届には必ず欠席理由を証明する書類を添付する。就職活動は欠席理由として認めないので特に4年生は履修に注意すること)。