心理学実験Ⅰ〈H31-入学〉
授業コード 551142-01 授業科目名 心理学実験Ⅰ〈H31-入学〉担当者 芳賀 康朗、森 浩平、中山 真、栗野 理恵子
開講期間 春学期 単位数 2 学年 2
区分
備考
【授業目的】

公認心理師資格および認定心理士資格取得の必修科目。心理実験、心理検査、質問紙調査などの基礎的な心理測定を経験し、研究計画の立案、測定の実施方法、データ解析方法、報告書作成方法を習得することを目的とする。課題ごとに報告書の提出を義務づける。

【授業内容】
第 1 回 実施日2022/04/15
事前学習
シラバスを通読しておく(30分)
授業内容
オリエンテーション
事後学習
配布したテキストを通読し、1年次に受講した心理学の科目の復習をしておく(120分)
参考文献
 
第 2 回 実施日
事前学習
テキストの「短期記憶」の章を通読し、1年次に受講した心理学科目の授業ノートで復習しておく(60分)
授業内容
短期記憶①
事後学習
授業中に指示された作業を行い、課題を完成させる(120分)
参考文献
 
第 3 回 実施日
事前学習
実習テーマと関連する先行研究をインターネットで検索し通読しておく(60分)
授業内容
短期記憶②
事後学習
分析結果をまとめて短期記憶実験の報告書を完成させる(180分)
参考文献
 
第 4 回 実施日
事前学習
テキストの「性格検査」の章を通読し、1年次に受講した心理学科目の授業ノートで復習しておく(60分)
授業内容
性格検査①
事後学習
授業中に指示された作業を行い、課題を完成させる(120分)
参考文献
 
第 5 回 実施日
事前学習
実習テーマと関連する先行研究をインターネットで検索し通読しておく(60分)
授業内容
性格検査②
事後学習
分析結果をまとめて性格検査の報告書を完成させる(180分)
参考文献
 
第 6 回 実施日
事前学習
テキストの「幾何学的錯視」の章を通読し、1年次に受講した心理学科目の授業ノートで復習しておく(60分)
授業内容
幾何学的錯視①
事後学習
授業中に指示された作業を行い、課題を完成させる(120分)
参考文献
 
第 7 回 実施日
事前学習
実習テーマと関連する先行研究をインターネットで検索し通読しておく(60分)
授業内容
幾何学的錯視②
事後学習
分析結果をまとめて幾何学的錯視実験の報告書を完成させる(180分)
参考文献
 
第 8 回 実施日
事前学習
テキストの「社会的促進」の章を通読し、1年次に受講した心理学科目の授業ノートで復習しておく(60分)
授業内容
社会的促進①
事後学習
授業中に指示された作業を行い、課題を完成させる(120分)
参考文献
 
第 9 回 実施日
事前学習
実習テーマと関連する先行研究をインターネットで検索し通読しておく(60分)
授業内容
社会的促進②
事後学習
分析結果をまとめて社会的促進実験の報告書を完成させる(180分)
参考文献
 
第 10 回 実施日
事前学習
テキストの「触二点閾」の章を通読し、1年次に受講した心理学科目の授業ノートで復習しておく(60分)
授業内容
触二点閾①
事後学習
授業中に指示された作業を行い、課題を完成させる(120分)
参考文献
 
第 11 回 実施日
事前学習
実習テーマと関連する先行研究をインターネットで検索し通読しておく(60分)
授業内容
触二点閾②
事後学習
分析結果をまとめて触二点閾実験の報告書を完成させる(180分)
参考文献
 
第 12 回 実施日
事前学習
テキストの「知覚運動協応学習」の章を通読し、1年次に受講した心理学科目の授業ノートで復習しておく(60分)
授業内容
知覚運動協応学習①
事後学習
授業中に指示された作業を行い、課題を完成させる(120分)
参考文献
 
第 13 回 実施日
事前学習
実習テーマと関連する先行研究をインターネットで検索し通読しておく(60分)
授業内容
知覚運動協応学習②
事後学習
分析結果をまとめて知覚運動協応学習実験の報告書を完成させる(180分)
参考文献
 
第 14 回 実施日
事前学習
テキストの「知能検査」の章を通読し、1年次に受講した心理学科目の授業ノートで復習しておく(60分)
授業内容
知能検査①
事後学習
授業中に指示された作業を行い、課題を完成させる(120分)
参考文献
 
第 15 回 実施日
事前学習
実習テーマと関連する先行研究をインターネットで検索し通読しておく(60分)
授業内容
知能検査②
事後学習
分析結果をまとめて知能検査の報告書を完成させる(180分)
参考文献
 
【到達目標】

1)心理測定の基本的方法を理解し、実施することができる。
2)得られたデータを適切な解析方法を用いて分析することができる。
3)科学論文のフォーマットを理解し、実習内容を報告書にまとめることができる。

関連するディプロマポリシー:「英語コミュニケーション」、「心理」、「地域情報」のいずれかの分野について、専門的な能力を身につけている(心理学の専門的知識と人間理解の方法を身につけ、自己と他者を深く理解し、現代社会における心の問題に対処できる)。
科目ナンバリングコード=15311

【授業形態】

実習形式と講義形式を併用する。1テーマが終了するごとにレポートの提出を求め、次回の授業で採点結果を返却する。合格点に達しない場合は再提出を求める。
コロナウイルス感染症対策のため、オンライン授業となることがあります。

【教科書】

初回の授業で配布する。実習データ、分析結果、追加資料はポータルサイトにアップロードするので、レポート作成の資料として活用すること。また、日本心理学会のHPから『執筆・投稿の手びき(2015年改訂版)』をダウンロードして、図表や引用文献リストの作成に活用する。

【注文書籍】
【参考書】

長谷川桐・鵜沼秀行 『テンプレートで学ぶはじめての心理学論文・レポート作成』 2017 東京図書
日本心理学会(編) 『実験・実習で学ぶ心理学の基礎』 2015 金子書房
二宮克美ら 『エッセンシャルズ心理学』 2015 福村出版

【成績評価の方法】

すべてのレポートが提出されていることを前提とし、それらの平均点によって評価する。

【成績評価の基準】

到達目標をほぼ完全にクリアし、心理実験や心理検査を実施できる準備が十分にできている。……90~100点
到達目標を十分にクリアし、心理実験や心理検査を実施できる準備ができている。……80~89点
到達目標の基本的レベルをクリアしている。……70~79点
到達目標の最低限レベルをクリアしている。……60~69点
到達目標に達していない。……59点以下

【受講学生への要望】

1)manaba courseのリマインダ登録を必ずしておくこと。
2)他の受講生に迷惑をかけるため途中での受講放棄は原則として認めない。
3)欠席、遅刻、レポート未提出は原則として認めない。

【履修注意】

1)心理学概論Ⅰ・Ⅱを受講していることを前提として授業をすすめる。
2)ノートパソコンを毎時間携行することが望ましい。
3)心理コースを志望する学生は心理学実験Ⅱと併せて履修しておくことが望ましい。