情報処理Ⅰ(基礎)【h】〈H31-入学〉
授業コード 501188-08 授業科目名 情報処理Ⅰ(基礎)【h】〈H31-入学〉担当者 石田 修二
開講期間 春学期 単位数 1 学年 1
区分
備考
【授業目的】

本講義は、コンピュータを用いた情報処理をおこなう上で必要となる基礎知識および操作技能のうち、Windows入門から、情報モラル、メールの送受信、ワープロソフトによる文書作成までの内容を学ぶことを目的とする。

履修条件:情報処理Ⅱ(応用)とセットで履修すること

【授業内容】
第 1 回 実施日 
事前学習
・この授業の到達目標を理解する(10分)
授業内容
(1)シラバスを詳しく説明する
(2)大学の諸教育支援システムを説明する
(3)デスクトップ画面のカスタマイズを説明する
事後学習
・523教室等の開放情報教室でデスクトップ画面のカスタマイズを練習する(30分)
・事後学習資料を使って授業の内容を復習する(20分)
参考文献
 
第 2 回 実施日 
事前学習
・教科書を予習する(30分)
授業内容
基本知識と操作(1)
「ハードウェア」と「ソフトウェア」等専門用語;マウスの基本操作;ウィンドウの起動と終了;ウィンドウデスクトップの基本構成の解説
基本知識と操作(2)
・スタートボタンに関連する操作、ウィンドウの整列等の説明
・スタートメニューのカスタマイズ
事後学習
・事後学習資料を使って授業の内容を復習する(20分)
参考文献
 
第 3 回 実施日 
事前学習
・前回の内容を復習する
・教科書の次章の内容を予習する(30分)
授業内容
基本知識と操作(3)
・キーボードのすべてのキーの解説
・プリントスクリーンキーの使い方
・フリーズへの対応
事後学習
・キーボードの使い方・符号の読み方を覚える
keywords:「ホームポジション」「フリーズ」
「クリップボード」を理解すること
宿題:
・キーボードのすべてのキーとステータスランプの役割を説明することができるかを確かめる(30分)
参考文献
 
第 4 回 実施日 
事前学習
・前回の内容を復習する
・教科書の次章の内容を予習する(30分)
授業内容
基本知識と操作(4)
「ソフトを起動し、作業を行い、中間結果を保存し、作業を再開する」というパソコン活用のプロセス
・半角/全角キーとF6からF10キーの活用法
・ネットワークドライブの使い方
・USBメモリの使用
事後学習
・事後学習資料を使って授業内容を復習する(30分)

宿題:
・付録のダイアログボックスの各部分の名称を覚える
・ネットワークドライブへのアクセスを行えるように練習する(30分)
参考文献
 
第 5 回 実施日 
事前学習
・前回の内容を復習する
・教科書の第四章の内容を予習する(30分)
授業内容
基本知識と操作(5)
ファイルシステムの解説
・エクスプローラの利用
1)画面構成【左ペイン、右ペイン】
2)ファイルの表示方法と【詳細表示】
3)複数ファイルの選択
・ファイル名・拡張子の構成
・半角文字と全角文字の区別
事後学習
・Win+Eでエクスプローラを起動
・異なるドライブの間のファイルとフォルダのコピーと移動について復習する
宿題:
・付録の表を覚える(30分)
参考文献
 
第 6 回 実施日 
事前学習
テキストの電子メールの部分を予習する(30分)
授業内容
・メールシステムの仕組み
事後学習
大学メールを使って、メールシステムを確認する(30分)
参考文献
 
第 7 回 実施日 
事前学習
テキストの電子メールの部分を予習する(30分)
授業内容
・Google Driveの使い方を説明する
事後学習
・Google Driveの使い方を復習する(30分)
参考文献
 
第 8 回 実施日 
事前学習
テキストの情報モラル部分を予習する(30分)
授業内容
情報モラルについて説明する
事後学習
・事後学習資料を使って授業内容を復習する(30分)
参考文献
 
第 9 回 実施日 
事前学習
テキストの情報モラル部分を予習する(30分)
授業内容
・正しい引用の方法
・ネット上のコンテンツの知的財産権(著作権等)
事後学習
・事後学習資料を使って授業内容を復習する(30分)
参考文献
 
第 10 回 実施日 
事前学習
ワードの基礎篇の予習(30分)
授業内容
Wordの基礎篇
・到達目標の解説、Wordの起動終了、画面説明、文字編集、保存、再読込み、印刷(プレビュー確認のみ)の説明。
・改行記号(Shift+Enter)と段落記号(Enter)の区別
・文章にパスワードをかける
・プリンター状態の確認
事後学習
・事後学習資料を使って授業内容を復習する(30分)
参考文献
 
第 11 回 実施日 
事前学習
・前回の内容を復習する
・教科書の次章の内容を予習する(30分)
授業内容
デザイン篇(1)
・各種表示モード
・頁設定、文字書式設定
・ヘッダとフッタ設定
・文字列編集
事後学習
・事後学習資料を使って授業内容を復習する(30分)
参考文献
 
第 12 回 実施日 
事前学習
・前回の内容を復習する
・教科書の次章の内容を予習する(30分)
授業内容
デザイン篇(2)
・箇条書き・段落番号
・インデントマーカーの使用
・行間距離の調整
・均等割付けの使用
・スタイルの変更
・検索・置換・オブジェクト選択
・表作成と編集
・罫線ツールの使用
・画像の挿入と編集
事後学習
・タブの種類/インデントマーカー等各種編集記号の理解と使い方を復習する(30分
参考文献
 
第 13 回 実施日 
事前学習
・前回の内容を復習する
・教科書の次章の内容を予習する(30分)
授業内容
・表の計算機能
・グラフ作成と編集
・図形描画
・ハイパーリンク
事後学習
・作成中のレポートをチェックリストで逐一確認する(30分)
参考文献
 
第 14 回 実施日 
事前学習
・前回の内容を復習する
・教科書の第九章の内容を予習する(30分)
授業内容
Word のテクニック篇
・文章の校正
・オートコレクト
・テンプレートとウィザード
・文書のセキュリティ
事後学習
・事後学習資料を使って授業内容を復習する(30分)
参考文献
 
第 15 回 実施日 
事前学習
教科書のWordに関する部分の総復習(30分)
授業内容
・レポート作成指導
・レポート提出
事後学習
参考文献
 
【到達目標】

本授業の到達目標は:
1)パソコンの基本操作ができる(Windowsの操作)
2)情報モラルを身に付け、資料の正しい引用の方法や著作権等について自分で説明できる
3)パソコンを使う上でのリテラシーを身につける(専門用語の理解と基礎知識の習得)
4)電子メールの仕組みを理解し、メールのやり取りだけでなく環境設定を含むメール管理ができる
5)ワープロソフトによる文章作成ができる(MOSを基準に)
【関連するディプロマポリシー】
 DP.3 社会において必要とされる知識・技能と、課題解決のための思考力・判断力・表現力等の汎用的な能力を備えている。
【科目ナンバリングコード】:01113

【授業形態】

演習形式の授業でユニット毎に課題を提出してもらい、教育支援システムを使って、評価・コメントをフィードバックする。

【教科書】

「大学生のための情報リテラシー」,張磊・桐村喬 共著,共立出版

【注文書籍】
書名大学生のための情報リテラシー著者名張磊・桐村喬出版社共立出版価格 ISBN 備考 
【参考書】

【成績評価の方法】

① 出席状況と授業に臨む態度(25%)
② 小テスト(25%)
③ レポート(50%)

【成績評価の基準】

① レポートは、最低達成ラインを配布資料で示す。それ以上の努力に応じて点数加算
② 遅刻三回は欠席一回と見なし、遅刻一回につき1点減点;欠席一回につき2点減点

【受講学生への要望】

① 授業中、大事なポイントをメモすること
② 予習と復習を行うこと
③ 積極的に質問すること

【履修注意】

情報処理Ⅱ(応用)とセットで履修すること