プロジェクト研究Ⅰ(コミ) <H26-30入学>
授業コード 551099-10 授業科目名 プロジェクト研究Ⅰ(コミ)〈H26-30入学〉担当者 中山 真
開講期間 通年 単位数 4 学年 3
区分 コミ専門 選択必修
備考
【授業目的】

心理学の知識と研究方法を用いた卒業研究をスタートさせるため,心理学研究法への理解を深めながら,各自の研究の構想を報告・発表する。また,他者の発表に対してもコメントを行うことで,ゼミに貢献するとともに,自らの学びにつなげる。
春学期には,文献講読の演習を通して,心理学研究の手法を理解する。同時に,各自の研究テーマについて,先行研究のレビューを行い,秋学期開始までにテーマとデータ収集方法を決定させることを目指す。

【授業内容】
第 1 回 実施日 
事前学習
シラバスを確認しておく(30分)。
授業内容
オリエンテーション
事後学習
先行研究等の資料検索の方法について確認しておく(30分)。
参考文献
 
第 2 回 実施日 
事前学習
文献講読①の該当箇所を読む(30分)。
授業内容
文献講読①:研究するということ
事後学習
文献講読①の内容について復習し,自分の研究テーマに生かせそうな点を考える(30分)。
参考文献
 
第 3 回 実施日 
事前学習
文献講読②の該当箇所を読む(30分),発表者abcは資料の準備(120分)。
授業内容
文献講読②:対人的自己/研究発表abc①
事後学習
文献講読②の内容について復習し,自分の研究テーマに生かせそうな点を考える(30分)。
参考文献
 
第 4 回 実施日 
事前学習
文献講読③の該当箇所を読む(30分),発表者defは資料の準備(120分)。
授業内容
文献講読③:自己への注意/研究発表def①
事後学習
文献講読③の内容について復習し,自分の研究テーマに生かせそうな点を考える(30分)。
参考文献
 
第 5 回 実施日 
事前学習
文献講読④の該当箇所を読む(30分),発表者ghは資料の準備(120分)。
授業内容
文献講読④:自己とwell-being/研究発表gh①
事後学習
文献講読④の内容について復習し,自分の研究テーマに生かせそうな点を考える(30分)。
参考文献
 
第 6 回 実施日 
事前学習
文献講読⑤の該当箇所を読む(30分),発表者ijは資料の準備(120分)。
授業内容
文献講読⑤:自己概念と自己評価/研究発表ij①
事後学習
文献講読⑤の内容について復習し,自分の研究テーマに生かせそうな点を考える(30分)。
参考文献
 
第 7 回 実施日 
事前学習
文献講読⑥の該当箇所を読む(30分),発表者abcは資料の準備(120分)。
授業内容
文献講読⑥:親密な関係の測定/研究発表abc②
事後学習
文献講読⑥の内容について復習し,自分の研究テーマに生かせそうな点を考える(30分)。
参考文献
 
第 8 回 実施日 
事前学習
文献講読⑦の該当箇所を読む(30分),発表者defは資料の準備(120分)。
授業内容
文献講読⑦:友人関係の測定/研究発表def②
事後学習
文献講読⑦の内容について復習し,自分の研究テーマに生かせそうな点を考える(30分)。
参考文献
 
第 9 回 実施日 
事前学習
文献講読⑧の該当箇所を読む(30分),発表者ghは資料の準備(120分)。
授業内容
文献講読⑧:親密な関係の成立/研究発表gh②
事後学習
文献講読⑧の内容について復習し,自分の研究テーマに生かせそうな点を考える(30分)。
参考文献
 
第 10 回 実施日 
事前学習
文献講読⑨の該当箇所を読む(30分),発表者ijは資料の準備(120分)。
授業内容
文献講読⑨:オンラインとオフラインの対人関係/研究発表ij②
事後学習
文献講読⑨の内容について復習し,自分の研究テーマに生かせそうな点を考える(30分)。
参考文献
 
第 11 回 実施日 
事前学習
文献講読⑩の該当箇所を読む(30分),発表者abcは資料の準備(120分)。
授業内容
文献講読⑩:対人コミュニケーション・チャネルの理解/研究発表abc③
事後学習
文献講読⑩の内容について復習し,自分の研究テーマに生かせそうな点を考える(30分)。
参考文献
 
第 12 回 実施日 
事前学習
文献講読⑪の該当箇所を読む(30分),発表者defは資料の準備(120分)。
授業内容
文献講読⑪:メッセージを伝える/研究発表def③
事後学習
文献講読⑪の内容について復習し,自分の研究テーマに生かせそうな点を考える(30分)。
参考文献
 
第 13 回 実施日 
事前学習
文献講読⑫の該当箇所を読む(30分),発表者ghは資料の準備(120分)。
授業内容
文献講読⑫:向社会的行動/研究発表gh③
事後学習
文献講読⑫の内容について復習し,自分の研究テーマに生かせそうな点を考える(30分)。
参考文献
 
第 14 回 実施日 
事前学習
文献講読⑬の該当箇所を読む(30分),発表者ijは資料の準備(120分)。
授業内容
文献講読⑬:社会的スキル・トレーニング/研究発表ij③
事後学習
文献講読⑬の内容について復習し,自分の研究テーマに生かせそうな点を考える(30分)。
参考文献
 
第 15 回 実施日 
事前学習
文献講読⑭の該当箇所を読む(30分),発表者aは資料の準備(120分)。
授業内容
文献講読⑭:情報共有と集団内葛藤/前期まとめ
事後学習
文献講読⑭の内容について復習し,自分の研究テーマに生かせそうな点を考える(30分)。
参考文献
 
第 16 回 実施日 
事前学習
文献講読⑮の該当箇所を読む(30分),発表者abは資料の準備(120分)。
授業内容
文献講読⑮:文化とフィールド研究/研究発表ab④
事後学習
文献講読⑮の内容について復習し,自分の研究テーマに生かせそうな点を考える(30分)。
参考文献
 
第 17 回 実施日 
事前学習
文献講読⑯の該当箇所を読む(30分),発表者cdは資料の準備(120分)。
授業内容
文献講読⑯:表情と文化/研究発表cd④
事後学習
文献講読⑯の内容について復習し,自分の研究テーマに生かせそうな点を考える(30分)。
参考文献
 
第 18 回 実施日 
事前学習
文献講読⑰の該当箇所を読む(30分),発表者efgは資料の準備(120分)。
授業内容
文献講読⑰:文化理解と適応/研究発表efg④
事後学習
文献講読⑰の内容について復習し,自分の研究テーマに生かせそうな点を考える(30分)。
参考文献
 
第 19 回 実施日 
事前学習
文献講読⑱の該当箇所を読む(30分),発表者hijは資料の準備(120分)。
授業内容
文献講読⑱:研究の方法と結果を活かす/研究発表hij④
事後学習
文献講読⑱の内容について復習し,自分の研究テーマに生かせそうな点を考える(30分)。
参考文献
 
第 20 回 実施日 
事前学習
文献講読⑲の該当箇所を読む(30分),発表者abは資料の準備(120分)。
授業内容
文献講読⑲:統計パッケージの利用/研究発表ab⑤
事後学習
文献講読⑲の内容について復習し,自分の研究テーマに生かせそうな点を考える(30分)。
参考文献
 
第 21 回 実施日 
事前学習
文献講読⑳の該当箇所を読む(30分),発表者cdは資料の準備(120分)。
授業内容
文献講読⑳:結果を表す,発表する/研究発表cd⑤
事後学習
文献講読⑳の内容について復習し,自分の研究テーマに生かせそうな点を考える(30分)。
参考文献
 
第 22 回 実施日 
事前学習
文献講読の残りの箇所を読む(30分),発表者efgは発表資料の準備(120分)。
授業内容
文献講読(予備日)/研究発表efg⑤
事後学習
文献講読(予備日)の内容について復習し,自分の研究テーマに生かせそうな点を考える(30分)。
参考文献
 
第 23 回 実施日 
事前学習
発表者hijは発表資料の準備(120分)。
授業内容
研究発表hij⑤
事後学習
発表者hijは発表時に出されたコメントについて,対応を考える(30分)。
参考文献
 
第 24 回 実施日 
事前学習
発表者abは発表資料の準備(120分)。
授業内容
研究発表ab⑥
事後学習
発表者abは発表時に出されたコメントについて,対応を考える(30分)。
参考文献
 
第 25 回 実施日 
事前学習
発表者cdは発表資料の準備(120分)。
授業内容
研究発表cd⑥
事後学習
発表者cdは発表時に出されたコメントについて,対応を考える(30分)。
参考文献
 
第 26 回 実施日 
事前学習
発表者efgは発表資料の準備(120分)。
授業内容
研究発表efg⑥
事後学習
発表者efgは発表時に出されたコメントについて,対応を考える(30分)。
参考文献
 
第 27 回 実施日 
事前学習
発表者hijは発表資料の準備(120分)。
授業内容
研究発表hij⑥
事後学習
発表者hijは発表時に出されたコメントについて,対応を考える(30分)/研究報告書の作成(60分)。
参考文献
 
第 28 回 実施日 
事前学習
発表者abcdeは発表資料の準備(120分)。
授業内容
研究報告会abcde
事後学習
発表者abcdeは研究報告書の修正(60分)。
参考文献
 
第 29 回 実施日 
事前学習
発表者fghijは発表資料の準備(120分)。
授業内容
研究報告会fghij
事後学習
発表者fghijは研究報告書の修正(60分)。
参考文献
 
第 30 回 実施日 
事前学習
研究報告会を欠席した者は発表資料の準備(120分)。
授業内容
研究報告会予備日と1年間のまとめ
事後学習
次年度に向けた準備(60分)。
参考文献
 
【到達目標】

1. 心理学研究法についての基本的知識にもとづいて,各自の研究を進めることができる(知識・理解)。
2. 各自の研究テーマについて,論理的な文章による資料を作成し,聴き手に分かりやすい発表を行うことができる(技能)。
3. 他者の発表に対しても関心を持ち,積極的に議論に参加することができる(態度)。

培うべき力:論理的思考力・創造力,専門的な技術・技能

【授業形態】

毎回数名の発表者がレジュメをもとに発表・報告し,その内容について参加者全員で議論する。その後,教員からの講評を行う。
各回の授業内容欄の小文字のアルファベット+数字は,発表者グループと発表回数を表す。

【教科書】

【注文書籍】
【参考書】

大坊郁夫(監修)・谷口淳一・金政祐司・木村昌紀・石盛真徳(編) (2016). 対人社会心理学の研究レシピ:実験実習の基礎から研究作法まで 北大路書房
小塩真司・宅香菜子 (2015). 心理学の卒業研究ワークブック:発想から論文完成までの10ステージ 金子書房

【成績評価の方法】

発表者としてのパフォーマンス,参加者としての貢献,論文作成から評価する。

【成績評価の基準】

発表者としてのパフォーマンス(40%)・参加者としての貢献(30%)・論文作成(30%)
・発表者としてのパフォーマンスは、各自の研究および文献講読のレジュメ作成・口頭発表から、到達目標1(知識・理解)および到達目標2(技能)の達成度を評価する。
・参加者としての貢献は、他者の発表に対するコメントから、到達目標3(態度)の達成度を評価する。
・論文作成は、研究報告書および論文の取り組み状況から、到達目標1(知識・理解)および到達目標2(技能)の達成度を評価する。

【受講学生への要望】

発表者は発表することや,それに対して指摘を受けることを恐れず,前向きな気持ちで臨んでほしい。参加者は発表者の発表を聞くことで自分も学んでいると捉え,コメントをすることで発表者の研究の進捗に貢献してほしい。
メールでの連絡やファイル送受信を行うことがあるため,パソコンおよび携帯で使用できるメールアドレスを取得しておくこと。

【履修注意】

心理学研究法ⅠⅡおよび心理学実験実習ⅠⅡを履修済みであることが望ましいが,履修していない者は心理学研究法について自学自習に努めること。
授業時間外に資料収集やデータ分析,論文執筆のための作業時間,個別指導を受ける時間を確保する必要がある。